ゼルダの伝説 時のオカリナ 3D レビューbyみなと
2017/08/02
任天堂の謎解きアクションアドベンチャーの金字塔、ゼルダの伝説シリーズ。
長いシリーズで、発売されたソフトはリメイクも合わせると30本近く。その中でも特に人気が高いのが『時のオカリナ』。
1998年ニンテンドー64のソフトとして発売され、俺が初めてプレイしたゼルダだったりします。
今作はそのリメイク。
ニンテンドー3DSソフトの廉価版シリーズ「ハッピープライスセレクション」として、2016年9月15日に発売されることになりました。価格は2,916円(税込)
未プレイの方は、要チェックです。
スポンサーリンク
目次
概要
発売日 | 2011年6月16日 |
発売元 | 任天堂 |
開発元 | オリジナル版・任天堂 リメイク・グレッゾ |
ハード | Nintendo Switch、プレイステーション4、プレイステーション3、プレイステーション2、PS VITA、PSP(PS VITAでプレイ)、スーパーファミコン、ニンテンドー3DSシリーズ、ニンテンドーDSシリーズ、Wii、WiiU |
ジャンル | アクションアドベンチャー |
CERO | A(全年齢対象) |
公式サイト | ゼルダの伝説 時のオカリナ 3D |
画像の出典 | 画像は全て上記サイトより引用 |
権利表記 | ©1998-2011 Nintendo |
良い点
良システム・良リメイク
そもそもニンテンドー64版の時点で完成度は物凄く高い。
3Dゲームの礎を築いたと言っても過言ではなく、特にターゲットボタンを押すことで敵やオブジェクトに注目し、そこを軸に動き回り、攻撃も合わせられる「Z注目(3DS版ではL注目)」は、後の3Dゲームの多くに採用された革新的なシステム。
他にも、オカリナを使った演奏で様々な効果をもたらす、
時を越えて子どもと大人を切り替えて攻略する、
収集要素やミニゲーム、
等、革新的で楽しいシステムがたくさん盛り込まれている。
今回のリメイクでも基本的な部分はそのままで、
- 3DS用にボタン割り当て等を最適化
- タッチパネルに対応
- グラフィックをブラッシュアップ
- 立体視にも対応
- 高難度の「裏ゼルダ」を収録
- ジャイロ機能 を使った照準
等、様々な変更や改良が加えられている。
くせになる音楽
副題にもなっている「時のオカリナ」。
今作では、このオカリナを吹くことで様々な効果をもたらす。
この曲の一つ一つが非常に良い。
オカリナの、軽やかで美しいメロディーは心地よく、短いフレーズで耳に残り、思わず口ずさむほど。
歯応えのある謎解き
様々なアイテム、能力を駆使し、ダンジョンの仕掛けを解いて行くのが、『ゼルダの伝説』シリーズの醍醐味。
今作では3D化にあたり、奥行きや高さも考慮したダンジョンデザインになっている。
その難度はかなり絶妙で、詰まりかけても、落ち着いて手持ちのアイテムや周りの状況を検討すれば、自然に解法を導き出せるようになっている。
仕掛けを解いた時は、つい「俺ってアタマいい!」って思ってしまう。
独特なキャラクター
今作に登場するキャラクターは、どれも個性的な見た目や言動をしていて、とても人間味に溢れている。
町人と話すのが苦にならない。
不満点
不自由なジャンプ
今作におけるジャンプは、プレイヤーが足場の端に向かって走っている時に発動する。
つまり、自主的に好きな時にジャンプできるわけではない。
これは、ジャンプすることによって、仕掛けをスルーできたら困る。
足場から足場への距離を調整しやすくする。
ボタンが足りない。
といった理由があるとは思う。
どれも製作側の都合っぽいし、現状でも満足の方も多いとは思うが、俺は自由にジャンプしたかったなぁ。
また、「足場の端に向かって走ったらジャンプ」てことは、ジャンプしたくない時でもジャンプしてしまう場合がある。ということ。
狭い複数の足場をピョンピョン飛び移る時とかに、暴発しがち。
プレイ状況
ソフトウェア | パッケージ版 |
プレイ時間 | 約70時間 攻略情報を見ずに「裏ゼルダ」クリア |
所持しているサウンドトラック | ゼルダの伝説 時のオカリナ 3D オリジナルサウンドトラック |
シリーズのプレイ状況(みなと) | ゼルダの伝説 時のオカリナ(N64) ゼルダの伝説 夢幻の砂時計(DS) ゼルダの伝説 4つの剣 25周年記念エディション(DSiウェア) ゼルダの伝説 スカイウォードソード(Wii) ゼルダの伝説 ムジュラの仮面 3D(3DS) |
総評
3Dゼルダの第一作にして、素晴らしい完成度。
3DS版も、基本はそのままに、改良を加え、さらなる名作となった。
チュートリアルも自然で、シナリオ展開も王道。
非常に遊びやすく、誰にでもオススメです。
全体評価 ★★★★★
シナリオ ★★★★☆
操 作 性 ★★★★☆
システム ★★★★★
キャラクター ★★★★★
ビジュアル ★★★★☆
音 楽 ★★★★★
妻からもちょっと言わせてもらいます
初ゼルダがこの作品でした。
そして、プレイするまで、ずっとリンクがゼルダだと思っていました。
あるあるですね。
ストーリーも謎解きも良く、楽しんでやってました。
が、リーデッドが怖かったです。
ほんとにギャーギャー言ってました。
見つかってしまうと睨みで動けなくなるんです。そして、ゆっくりと近づいきて・・・。
ああ怖い。
あと、夫にニワトリをいじめるようにと言われ、何も知らず、いじめていたら・・・。
ひ、ひどい!!
音楽が好きで、サウンドトラックはウォークマンに入れています。
「ロンロン牧場」が一番のお気に入りかな。「ゲルドの谷」もかっこよくて好きです。