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ゲームレビュー

ENDER LILIES(エンダーリリーズ) 感想・レビュー byみなと / 美麗な絵と音楽で魅せる完璧なメトロイドヴァニア

2021年7月18日

評価:5

ENDER LILIES

今日のレビューは『ENDER LILIES: Quietus of the Knights』。
死の雨が降る「果ての国」を舞台にした、2DアクションRPGです。

自身の能力が増えることで行ける場所が増え、探索の幅が広がる「メトロイドヴァニア」と呼ばれるジャンルでもあります。

 

主な良かった点

  • 快適な探索
  • デスペナルティがない
  • 美麗グラフィック

主な不満点

  • 奥義が暴発する
それでは詳しく書いていきます。
プレイしたのはSwitch版です。

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概要

 

 

ゲーム内容

『エンダーリリーズ』は、主人公の少女・リリーを操作して巨大な2Dダンジョンを探索するゲームです。

リリー自身に戦闘能力はなく、最初に出会う黒衣の騎士や、道中で倒したボスの力を借りて戦います。

スキル

ENDER LILIES道中で出会うボスや中ボスを倒し浄化することで、リリーが扱えるスキルが増えていきます。

スキルはボタンに割り当てて、最大6種類をチョイスして装備することができます。
通常攻撃である「黒衣の騎士」もスキル扱いで、ボタン割り当てを変えたり外すこともできます。

 

アクション能力

ENDER LILIES

強力なボスキャラクターである英雄たちを倒し浄化することで、探索範囲が広がるアクション能力が増えます。

これにより、今まで行けなかった場所や、通れなかった扉などを攻略できるようになります。

メトロイドヴァニアの大きな魅力の1つですね。

 

レストポイント

ENDER LILIES

ベンチやベッドなど、道中では休むことができる「レストポイント」が用意されています。

レストポイントでは、

  • ファストトラベル(レストポイント間のワープ)
  • スキルのセット
  • レリックの装備(アクセサリータイプの装備品)
  • スキルの強化
  • セーブ

がおこなえます。
レストポイントで休むことで、体力やスキルの使用回数は回復します。
ただし、ボスキャラ以外の敵は全て復活します。

ちなみにセーブはレストポイントで休憩した時点で自動でおこなわれます。

ゲームオーバーになっても何も失わずにレストポイントに戻るだけなので、手動セーブする意味はあまりないかと。

 

 

良い点

快適な探索

ENDER LILIES

「探索が楽しいか」は、メトロイドヴァニア では特に重要な要素だと思います。

今作では本当に快適で楽しく、完成度の高いダンジョン探索ができました。

マップにはきちんと「探索済み」と「取り逃しあり」の部屋が表示されますし、通ってないルートもすぐにわかります。
ファストトラベルのポイントも細かく設定されています。

比較的好きな順番で攻略しても問題ない作りですし、自由度もありました。
ロードも早めなので、新しい能力を手に入れたらすぐに戻って探索し直したくなります。

ENDER LILIES

道中いつでも、最後に休んだレストポイントに戻れるのも、うれしいポイント。

戻っても何もペナルティはありませんし、探索済みの場所からわざわざ戻るのも面倒です。
これは非常に良いシステムでした。

 

デスペナルティがない

バトルも道中の攻略も高難度な作品ですが、驚くことに死んでも失うものがありません

  • 経験値
  • 入手したアイテム
  • 倒したボス
  • 探索したエリア

などなど、全て保持したままレストポイントから再開します。

さすがにボスの体力は元に戻りますし倒した敵も復活しますが、何も失わないので気軽に再挑戦できます。
ボス戦中に倒したザコ敵の経験値も、しっかり入っています。

 

美麗グラフィック

ENDER LILIES

息をのむほど美しい、最高のグラフィックでした。

儚く静かで、荘厳な雰囲気をしっかり表現していて、空気感まで伝わります。
特にレストポイント周りはロケーションの個性も際立っていて、それぞれで写真を撮りたくなるほど。

ENDER LILIES

UI(ユーザーインターフェース) を消して、雰囲気を最大限感じることもできます。
ポーズメニュー時にメニュー表示を消すこともでき、撮影がはかどります。

リリーも、騎士たちのモーションも丁寧に作り込まれています。

イベントシーンの画像も、非常にキレイです。
完全な静止画ではなく、少し動きもあり臨場感があります。

ENDER LILIES

 

音へのこだわりがスゴイ

音楽と、効果音。
とにかく「音」に関するこだわりが、とても強く感じました。

そもそものBGM自体が、ものすごく上質。
『Cytus』や『Deemo』にも楽曲提供をした「Mili」というグループが作成した曲とのことです。
  • ピアノを主体にした繊細で美しい楽曲
  • 雨の当たる場所や水の中でも音の聞こえ方が変わる
  • パシャパシャとした水辺での効果音
特に「水」に関連した音の表現が秀逸。
今作はぜひ、音ありで楽しんで欲しいです。

 

その他の良い点

ENDER LILIES

  • このタイプの作品の中では、わかりやすく感情移入しやすいストーリー
  • 手に入れた文書をいつでも確認できる
  • スキルの組み合わせやレリックで広がるバトルスタイルの幅
  • マルチエンディングで、それぞれの結末に味がある
泣けるシーンも多々ありました。

 

 

不満点

奥義が暴発する

ENDER LILIES

ゲームが進むと「奥義」という強力な技を発動できるようになります。

敵を攻撃して溜まる「奥義ゲージ」を消費して発動します。
操作方法は「上ボタンを押しながらメインスキルの攻撃ボタン」ですが、これが暴発しがちです。

特に泳いでいる時は上へ移動しながら攻撃したいことも多いので、よく暴発します。

温存したい時は困りものですね。
今作にはキーコンフィグはあるのですが、この奥義に関しては変更できません。
まぁゲージ自体はすぐに溜まるのでそこまで問題にはなりませんが。

 

 

気になった点

繋がりが不透明な部屋

ENDER LILIES

全エリアのコンプを目指すにあたり、1箇所だけ攻略法がわからない部屋がありました。

この部屋以外は、全て獲得した能力を駆使することで到達できましたが、この部屋だけは行き方を検索しました。

ここだけは、地図の繋がりが厳密に表示されていないのです。
周りの部屋も含めて怪しいところを総ざらいすれば、自力発見もできたかもしれませんが、ちょっと意地悪です。

 

 

プレイ状況

ソフトウェア ダウンロードソフト
プレイ時間 23時間

 

 

『ENDER LILIES(エンダーリリーズ)』の総合評価・レビュー

発売直後からの高評価の連続で気になっていた作品です。
プレイしてみたら、その評価もうなずける最高のゲームでした。

メトロイドヴァニア としての最適解を何もかも詰め込んだ、完璧に近い作品だと感じました。

『ホロウナイト』に近いシステムの作品ですが、デスペナルティがない分、より「メトロイドヴァニア初心者」にオススメできる作品です。

グロテスクな敵やステージもないわけじゃありませんが、ダークファンタジーとしてはマイルドな方だと思います。

 

レビュー

総合評価
シナリオ
操作性
システム
キャラクター
ビジュアル
音楽
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