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週刊アトラス

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ゲームレビュー

ゼルダ無双 厄災の黙示録 感想・レビュー byみなと / 泣いた!『ブレワイ』の魅力がつまったコラボ無双

2020年12月5日

評価:5

ゼルダ無双 災厄の黙示録

20年11月20日発売の、Switch『ゼルダ無双 厄災の黙示録』。
『ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド』の100年前の物語を、コーエーの『無双シリーズ』が描きます。

  • 『ゼルダの伝説シリーズ』ファンは楽しめるのか?
  • 『無双シリーズ』ファンにとってはどうか?
メインストーリーをクリアしましたので、感想・レビュー行きます!
ちなみに『ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド』はクリア済みですが、『ゼルダ無双 ハイラルオールスターズ』は未プレイです。

主な良かった点

  • 「ゼルダ×無双」の上質なコラボ
  • 「あのキャラを使える」という感動
  • 「『ブレスオブザワイルド』の100年前」というだけで泣ける

主な不満点

  • 一人称カメラの設定もしたかった
  • 振動の強さも選びたい
  • 「作業感」が出がち
では、それぞれ詳しく書いていきます。
この記事は発売直後に書いたファーストレビューをリライトしたものです。

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概要

『ゼルダ無双 厄災の黙示録』概要 (クリックすると展開します)

20年11月20日時点の情報です。

発売日 2020年11月20日
発売元 任天堂
開発元 コーエーテクモゲームス
ハード Nintendo Switch
ジャンル 無双アクション
プレイ人数 1~2人
CERO B(12才以上対象)
通常価格(税込) パッケージ版・ダウンロード版 各7,920円
公式サイト ゼルダ無双 厄災の黙示録(コーエーテクモゲームス公式サイト)
画像の出典 画像は全て、ハード本体のスクリーンショット機能で撮影したもの
権利表記 © Nintendo © コーエーテクモゲームス All rights reserved. Licensed by Nintendo

Nintendo Switchの動画撮影機能に対応しています。

 

 

ゲーム内容

無双アクション

ゼルダ無双 災厄の黙示録

今作は『ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド』の舞台から100年前の時代を描いています。

戦場を駆け回り、敵の大群を一層しながらミッションを遂行し、目的を達成したり敵ボスを倒したりしてステージクリアを目指します。

基本的な部分はオーソドックスな「無双スタイル」です。
「Y」で通常攻撃、「X」で派生攻撃、「A」で必殺技。

『ブレスオブザワイルド』とは操作方法が異なるので、『ブレスオブザワイルド』からすぐに今作をプレイすると、少しこんがらがるかもしれません。

最初のステージはチュートリアルも兼ねているので、操作説明をしっかり見ながらプレイすると良いですよ。

 

プレイアブルキャラ

ゼルダ無双 災厄の黙示録

主人公・リンク以外のキャラクターも操作キャラとして使うことができます。

『ブレスオブザワイルド』のストーリーに沿っているので、『ゼルダ無双 ハイラルオールスターズ』とはプレイアブルキャラが異なります

発売時点で公式発表されているプレイアブルキャラは、

  • リンク
  • ゼルダ
  • インパ
  • ミファー
  • ダルケル
  • リーバル
  • ウルボザ

です。

それ以外のプレイアブルキャラはネタバレが強いので伏せておきます。

最終的にはここに書いた倍以上のキャラを使えますよ。

 

『ブレスオブザワイルド』ならではの要素

今作には「シーカーストーン」というアイテムが登場します。
これは「爆弾」や「磁石」などを呼び出せるシステムで、『ブレスオブザワイルド』では謎解きに使用していました。

今作では全てのキャラクターがシーカーストーンの機能を使用でき、戦闘で力を発揮します。

キャラクターによってその性能が異なるのがおもしろいところ。

また、「コログ探し」といった要素もあるので、『ブレスオブザワイルド』経験者ほどニヤリとできます。

 

ワールドマップの仕様

ゼルダ無双 災厄の黙示録

『ブレスオブザワイルド』とは違い、今作はオープンワールドゲームではありません。

ワールドマップからストーリーを選び、そこでの戦いに挑む。という形式。

他にもワールドマップ上にはいくつものクエスト(ハイラルチャレンジ)が用意されていて、指定個数のアイテムを納品するなどしてクリアします。

クエストクリアでキャラクターの能力が強化されたり、お店が解禁されたりします。

 

ゼルダ無双 災厄の黙示録

「シーカーセンサー」という機能を手に入れると、クエストなどに必要な素材を入手できる場所をサーチできます。

 

ゼルダ無双 災厄の黙示録

クエストは地域ごとに達成度が定められていて、一定量のクエストをクリアすると報酬がもらえます。

 

2人プレイ

ゼルダ無双 災厄の黙示録

チュートリアルステージをクリア後、2人プレイを楽しむことができます。
「Lスティック」押し込みで開始しましょう。

画面が上下に分割されるタイプの2人プレイです。

プレイヤーそれぞれでカメラ設定などを変えることができます。

 

神獣

ゼルダ無双 災厄の黙示録

限られたシーンではありますが、今作では神獣を操作して戦う場面があります。

『ブレスオブザワイルド』を未プレイの人に簡単に説明すると、神獣は生物を模した巨大兵器みたいなものです。

おそらく、無双史上最も巨大な操作キャラかと。
一人称視点なので、ちょっと操作に戸惑うかもしれません。

神獣それぞれで操作感は近いですが、能力は異なります。

 

amiibo

ゼルダ無双 災厄の黙示録

今作はamiibo対応です。
タイトル画面から「amiibo」を選択して読み込みましょう。

1日5体分のamiiboを読むことができます。
獲得できるのは武器や素材アイテムなど。

『ブレスオブザワイルド』のamiiboなら、通常より良いものがもらえます。

『ゼルダの伝説』と関係のないamiiboでも使えますよ。

 

良い点

「ゼルダ×無双」の上質なコラボ

バトルシステム自体は、無双らしい爽快感を重視したものです。
簡単操作で何百体もの敵を倒す快感を得られます。

難易度も複数用意されているので、好みの難易度で楽しめます。

そして世界設定、画作り、キャラクター描写、効果音、字体など。
それらあらゆる要素が『ブレスオブザワイルド』のままなのです。

この「そのまんまっぷり」は感動ものですよ。
ただし、謎解き要素はあまりありません。

ステージ構成も『ブレスオブザワイルド』で登場した地形が多く使われているので、

うわ、あの町の感じそのまんま!

と感じることと思います。

高低差が激しい地形や行き止まりが多いところは、「無双」としては遊びづらいところではありますが。

 

「あのキャラを使える」という感動

ゼルダ無双 災厄の黙示録

主人公・リンクだけではなく、いろいろなキャラを使えるのも「無双」ならではの魅力。

ゼルダや四英傑など、印象的で特徴的なキャラたちを使えるだけで、とても感動しました。

そうそう!このキャラならこう戦うよね!

と言いたくなるくらい、キャラクターの個性を反映しています。
個性的な分、使用感・操作のしやすさにも差が出ますが、気になるほどではありません。

まさかこのキャラまで・・・といったキャラも使えるので、かなりの驚きと感動がありました。

 

「『ブレスオブザワイルド』の100年前」というだけで泣ける

ゼルダ無双 災厄の黙示録

『ブレスオブザワイルド』本編では、断片的にしか語られなかった「100年前の災厄」。
ここにスポットを当てて、ゲームとして実現できたのがまず素晴らしいです。

  • ゼルダの心情
  • 英傑たちとのやりとり
  • 全盛期のリンク

など、見てみたかった色々な部分が描かれ、プレイ中何度も泣けてきました。

「100年前の物語」だから、結末がわかりきっている。
というわけでもないのです。
どのような展開になるのか、ぜひ体験してほしいです。
とにかく、何度も泣きました!
オリジナル版のゼルダ姫に感情移入している人ほど、今作のストーリーは感動するのではないでしょうか。
音楽も最高なので、できるだけ音声はONの状態でプレイしましょう。ムービーシーンは特に!

 

 

不満点

一人称カメラの設定もしたかった

今作はカメラ操作の反転が可能です。
その設定は大変ありがたいところですが、欲を言えば「一人称視点の時のカメラ」は別に設定したかったです。

主にリンクを操作時ですが、爆弾を使う時と弓を使う時に一人称視点になります。
その時は慣れていないカメラ操作になってしまうので、うまく敵に当てられません。

まぁリンクを使わなければ問題ないですが・・・主人公だからなぁ。

カメラといえば、壁側で戦うとカメラがグワングワンになって操作しづらかったです。

 

振動の強さも選びたい

振動機能はON / OFF できます。
ちょっとした臨場感に一役買う「振動」ですが、一部のシーンで

ん゛ん゛ーーーーーーーーーーー!!!!

と、全力で震えてきます。
かなりビックリします。

あわててOFFにしました。

振動自体はあっても良いと思いますが、その強さも選べるとうれしかったです。

 

「作業感」が出がち

マップに無数に現れるクエストでは、素材アイテムや敵の討伐数が必要になります。

これは、ストーリーやサブクエストでバトルをするだけで集まる量ではなく、クリアしたところを何度も挑戦する必要があります。

効率よく集めようとする場合、どうしても同じステージを繰り返し回すことになります。
これは「作業感」が強いです。

お店で買える素材アイテムを増やすとか、討伐数は累計でOKとか、「作業」にならないような工夫があるとよかったです。

 

セリフ表示が分かりづらい

ゼルダ無双 災厄の黙示録

戦闘中、セリフは左下に表示されます。
忙しく戦っている時、このセリフ表示だとあまり読んでいられません。

今までの無双シリーズでも近い表示だったと思いますが、無双シリーズではこういったセリフもフルボイスのことが多かったです。
今作はフルボイスではないので、より頭に入らないのかと思います。

 

 

プレイ状況

ソフトウェア パッケージ版
プレイ時間 43時間
シリーズのプレイ状況(みなと
※記事作成時点
ゼルダの伝説 時のオカリナ(N64)
ゼルダの伝説 夢幻の砂時計(DS)
ゼルダの伝説 4つの剣 25周年記念エディション(DSiウェア)
ゼルダの伝説 スカイウォードソード(Wii)
ゼルダの伝説 時のオカリナ 3D(3DS)
ゼルダの伝説 ムジュラの仮面 3D(3DS)
ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド(Switch)
ゼルダの伝説 夢をみる島(Switch)

 

 

総評

『ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド』が好きで、『無双シリーズ』も多くプレイしてきた身としては、今作は両要素のいいとこどりで大変楽しみました。

特にストーリーに関しては『ブレスオブザワイルド』での思い出もよみがえり、感動しっぱなしです。

ホント、何度も何度も泣いてしまいました。
無双でこんなに泣いたの初めてです。

ちなみに、ストーリークリア後もかなり遊べます。
「クリア後要素もやりたい!」と思わせる作りです。

 

『ゼルダの伝説』ファンとしてはどうか?

そもそも元になっている『ブレスオブザワイルド』自体が、「ゼルダの当たり前を見直す」という作品。
そのスピンオフである今作は、いわゆる「ゼルダらしさ」からは遠い作品だと思います。

謎解きはあまりなく、ギミックのあるバトルも多くありません。(全然ないわけでもない)

『ブレスオブザワイルド』のファンにとっても、『ブレスオブザワイルド』のどこが好きかによって今作『ゼルダ無双』の印象が変わります。

ストーリーやキャラクター、グラフィックや空気感が好きなら、今作は「買い」。
冒険や探索、発見や試行錯誤を重視している場合は、今作は「期待とは違う」かもしれません。

『無双シリーズ』ファンとしてはどうか?

今作はかなり「無双より」です。

近いコラボ作品として、『ペルソナ5スクランブル』はどちらかと言うと「『ペルソナ5』をアクションRPGにした」という感じ。

逆に今作『ゼルダ無双』は、「無双の基本システムに『ブレスオブザワイルド』の味と色を混ぜ込んだ」という印象です。

なので「無双らしさ」で言えばかなりのもの。
ただし『ブレスオブザワイルド』のストーリーが重要になって来るので、『ブレスオブザワイルド』を未プレイだと楽しめないかも。

購入を迷っている人は、参考にしてください。

個人的にはストーリーはめちゃくちゃ楽しみましたが、人によっては「これじゃない」と感じるかもしれません。
あくまで「if」の物語なので、そういった点を受け入れられるかで感じ方が変わるかと思います。

 

レビュー

総合評価
シナリオ
操作性
システム
キャラクター
ビジュアル
音楽

妻からもちょっと言わせてもらいます

良かった点としては

  • 忠実に再現されたブレスオブザワイルドの世界
  • よりキャラクター達が好きになる演出の数々
  • 意外なキャラクターがプレイアブルキャラになる
  • それぞれの個性が発揮されたバトル演出
  • 足りない素材がわかりやすい

といった点。

ほぼ、みなとの意見と同じで申し訳ない。

 

不満点としては

  • フルボイスではないので、バトルに集中しているとセリフを見逃す
  • 一人称や神獣の技を使用時でも、カメラ反転にしたかった
  • 壁際のカメラの暴走
  • ロードが長い

といったところでしょうか。

熱い展開で、泣けました。
無双系が好きで、『ブレスオブザワイルド』をプレイ済みならばオススメします。

 

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