一か月後に発売の迫った、『Detroit: Become Human(デトロイト ビカム ヒューマン)』。
発表からずっと気になっていたタイトルですが、この度体験版が配信されたので、プレイしてみました。
『Detroit: Become Human(デトロイト ビカム ヒューマン)』は、アンドロイドが主人公のアドベンチャーゲームです。
『ヘビーレイン 心の軋むとき』や『BEYOND: Two Souls』を開発した「クアンティック・ドリーム」の最新作で、「行動や選択肢により、数多くのシナリオ分岐が用意され、その影響が各シナリオにも及ぶ」という、大作です。
さて、体験版はどんな感じだったのでしょうか?
■追記
製品版の感想・レビューはこちら
→ 初プレイの方のために Detroit: Become Human(デトロイト) レビュー byみなと
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目次
概要
体験版 ゲーム内容
体験版では、序章である「人質編」をプレイできます。
警察に協力しているアンドロイド「コナー」として、人質救出を目指しましょう。
体験版内でデータは自動セーブされ、中断しても途中から再開可能です。
セーブデータを製品版に引き継ぎできるかは不明ですが、シナリオが相互に影響しているというシステム上、おそらく引き継ぎは不可かと思います。
設定(OPTION)
映像 | HDRのON/OFF(機種による) | 明るさ | ||
オーディオ(音声出力) | ホームシアター | 大型TV | 小型TV | ヘッドフォン |
言語 | 音声 (日本語/英語) |
テキスト (日本語/英語) |
字幕のON/OFF | 字幕の大きさ (小~大) |
難易度 | EXPERIENCED (操作が複雑で没入感が高い) |
CASUAL (シンプル操作、キャラクターが死亡しにくい) |
||
コントローラー | 振動のON/OFF | スピーカーのON/OFF | X軸反転(カメラ)のON/OFF | Y軸反転(カメラ)のON/OFF |
操作方法
移動 | 左スティック |
カメラ/アクション | 右スティック |
ポーズメニュー | OPTIONボタン |
カメラ切り替え | R1ボタン |
マインドパレス | R2ボタン |
▼アクション操作
アクション操作は、右スティックを指定されたように動かして操作します。
上の画像で言うと、下に倒してからグイッと右へ1/4回転。
▼マインドパレス
「マインドパレス」では、現在の目的の確認や、調べられる箇所を表示させることができます。
『バットマン:アーカム』での「捜査モード」に近いシステムです。
調べられる所は、黄色く表示されます。
「マインドパレス」中は時間が停止しますので、右スティックでカメラを動かし、じっくり観察できます。
「人質編」の流れ
舞台は西暦2038年のアメリカ・デトロイト。
主人公・コナーが目的の場所に到着したところからスタートします。
コナーは人質救出のための「交渉人」として呼ばれました。
さまざまな部屋を調べ、情報収集をします。
交渉の際、有利になる情報があるかもしれません。
▼情報収集
情報収集は、右スティックでのアクションのほか、タッチパッドをスワイプしたりする場面もあります。
収集した内容によっては、交渉の際に新たな選択肢が出現するものもあります。
▼状況を再現
細かく分析して、人の動きを再現する場面もあります。
分析したシーンは、「L2」「R2」で動かし、気になる点を探します。
この辺りも、『バットマン』っぽい!
▼交渉
ある程度調査すると時間切れになり、外に出て「交渉」を開始するよう促されます。
時間切れを待たずとも、外に出ると「交渉」開始です。
「交渉」では、主に選択肢によって進行します。
選択肢は時間制限があるので、できるだけ早く判断して選択します。
収集した情報や、手に入れたアイテムによっては、選択肢が変わります。
交渉中も移動が可能で、場合によっては何かアクションできることもあるようです。
交渉中も「R2ボタン」で「マインドパレス」を使い、周りを見てみましょう。
とった行動、選択肢により結末は変わります。
どのような結末があるかは、実際にプレイして確かめてください。
フローチャート
クリアすると「人質編」のフローチャートを確認できます。
今回自分がとった行動や選択肢が表示されます。
PSNに接続していれば、世界中のプレイヤーやフレンドが選択した選択肢がパーセンテージで表示されます。
公式PV
体験版の最後に、公式PVが流れました。
すでに公開されているもの↓と同じです。
感想
驚異のグラフィック
まず驚いたのは、グラフィック。
オブジェクトの1つ1つが丁寧に描写されていますし、見やすく、美しいです。
キャラクターの顔が整い過ぎていますが、「アンドロイド」という設定なので問題ありません。
人間との違いも表現できています。
デザインセンスが良い
コナーの制服や、アンドロイドのマーク、インターフェースに至るまで、全体的なデザインは好きな部類です。
近未来的で、洗練されています。
緻密なシナリオ
「人質編」のシーンだけでも、膨大な選択肢や行動の自由が用意されており、その結末もさまざま。
フローチャートは埋めたくなりますし、シーン1つ1つが感情に響きます。
他のシーンも見たくなりますし、続きが気になります。
ロードが長い
「人質編」の中ではロードは一切なく、シームレスに展開されます。
ですが、クリアし、再プレイに入る前のロードはそこそこ長いです。
この手のゲームでは仕方ないかもしれませんが。
再プレイの開始位置
クリアし、別の結末を見ようと再プレイをしましたが、その開始位置が「アラン隊長と会話した後」でした。
隊長との会話では選択肢があり、他の選択肢も見たかったのですが・・・。
フローチャート的に影響がない選択肢だったのでしょうか?
隊長との会話を再び見たい場合は、最初からプレイする必要がありそうです。
まぁ、そこまで手間ではありませんが。
体験版だったからかもしれません。
まとめ
1つのシーンだけとはいえ、今作の魅力は十分に伝わる体験版であったと思います。
今作の購入は決めておりましたが、体験版の内容次第では再検討しようと思っていましたが・・・その必要はありませんでした。
この内容なら、間違いないです。
「アンドロイド」も好きな題材ですし、名作になりそう・・・製品版が待ち遠しくなりました!
■追記
製品版の感想・レビューはこちら
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初プレイの方のために Detroit: Become Human(デトロイト) 感想・レビュー byみなと
『Detroit: Become Human』をトロコン!やり直さずにプレイし感じた、今作オススメのプレイ方法をお伝えします。未プレイの方にこそ、参考にしていただきたいです。
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デトロイト ビカム ヒューマン 感想・レビュー byとも / 自分の選択が無限大に繋がるアドベンチャー
モーションキャプチャーを駆使し、アンドロイドが一般的な近未来を描いた『Detroit: Become Human』。美しいグラフィックと共に、そのリアリティーにも注目です。