縦と横の数字をヒントにイラストを完成させるパズルゲーム。
白黒の問題で、簡単なものから、難易度の高いものまで様々である。
セーブはオートセーブで、中断やギブアップもある。
昔から、こういうパズルは大好きでした。
昔は本を買って、鉛筆で塗っていましたが、今は、3DSを持って、 タッチペン で塗ってます。
いちいち、消しゴムで消さなくて済むので、かなり楽ちんです。
なお、みなとも大好きなパズル。
ピクロスをやり始めた頃は、わからないところを夫に教えてもらう日々でしたが、今では、夫と実力は変わらないと豪語しています。

©2011 jupiter/ピクロスeより
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目次
概要
「↓」をクリックすると展開します。
私の『ピクロスe7』の設定は以下の通り。
- 操作方法 タッチペン操作1
- ヒント数字オートチェック ON
- ヒントルーレット OFF
- ナビゲーション機能 OFF
- サウンド BGM OFF / SE 3
- ルールのカスタム フリー
- アニメのカスタム プレーン
ゲーム内容
パズルの解き方
数字の指示に従って、マスを塗っていくと、絵が完成します。
まずは、大きい数字をねらって、どのくらいマスが塗れるか、考えてみてください。
×をうまく使うと、わかりやすくなります。
チュートリアルがあるので、それを読んでいただけると詳しくわかると思います。
また電子説明書があるので、そこでも分かります。
プレイのコツは、どこのマスが塗れるか、どこのマスに×が書けるかを探っていくこと。
上から下から、右から左からと、マスを数えて探っていく。
重なりや、論理的に考えて、塗れるマス、×のマスを調べていくんです。
その「探り」こそ、このパズルゲームの醍醐味だと思います。
×1つで、開ける道もあるので、よくよく考えてみてください。
ピクロスeシリーズは論理的に解けるようになっています。[仮定法(背理法)を必要とする問題はない]
操作方法
パズルを行う際の操作方法は、 タッチペン 操作とボタン操作の2通り。
また『ピクロスe7』ではタッチペン操作が2種類に増えた。
従来のスライドパッドや十字ボタンを押している間だけ入力モードが切り替わる操作(ホールド)と、スライドパッドや十字ボタンを一度押すだけで入力モードが切り替わる操作(スイッチ)の2種類。
パズル中は黄色い「=」を押すと、メニュー画面になる。
中断やギブアップもそのメニュー画面で。
白紙に戻したい場合は、やり直しするボタンはないので、ギブアップしてから、再度、問題へ行く必要がある。
また、巻き戻す機能もない。
サポート機能
様々な機能があり、問題のサポートやヒントをくれます。
1・ヒント数字オートチェック
合っている数字の色が薄くなり、まだ解決していない数字が一目瞭然。
しかし、数字の色が薄くなったからと言って、その解答が正解だとは限らないので注意。
『ピクロスe』からオンオフ機能あり。
2・ヒントルーレット
ルーレットでタッチして止まった横列と縦列(1列ずつ)の答えが記載される。
なお、問題によってはルーレットができないものもある。
『ピクロスe』からオンオフ機能はあるのだが、設定でできるようになったのは『ピクロスe3』から。
3・ナビゲーション機能
塗れるマスや、×をつけられるマスがある列を、青い数字に変えて教えてくれる機能。
最初はオフにしておいて、詰まった時にオンにするという手もある。
『ピクロスe』からオンオフ機能あり。
4・ルールのカスタム
『ピクロスe3』ではノーマルルールのオンオフ機能があり、『ピクロスe4』以降はルールのカスタムがフリーかノーマルを選べるようになった。
詳しくは良い点の『ノーマルピクロスとフリーピクロスの廃止』にて。
5・アニメのカスタム
『ピクロスDS』では実装していた、塗りアニメーションが『ピクロスe6』以降、実装化。
プレーンは、従来の塗りアニメーション。ターンは、パネルを回転させる塗りアニメーション。ブレイクはパネルを砕く塗りアニメーション。
以上3種類から選べ、SEも変わります。
ミクロスとメガピクロス
ミクロスとは、全体問題(8×8)と詳細問題(10×10)が複数問で構成。
全ての問題を解くと80×80の大きな絵が出現。

ピクロスe2より
メガピクロスとは、2列にまたがるヒント数字のあるピクロス。
公式サイトによると、「メガ数字の決まりは3つ。メガ数字はひとつなぎ。必ず2列にまたいで塗る。数字同士はつながらない。メガ数字は塗りの確定がしにくく、通常のピクロスとは違ったロジックが必要になる。」とあります。

ピクロスe3より
『ピクロスe2』にはミクロスが。
『ピクロスe3』にはメガピクロスが。
『ピクロスe4』『ピクロスe5』はミクロスとメガピクロス、両方の問題があります。
『ピクロスe6』『ピクロスe7』はミクロスはもちろんあるのですが、ピクロスかメガピクロスかを選べるようになりました。
つまり、同じ問題をピクロスかメガピクロス、どちらで解くかを選べるようになりました。
また、カテゴリーが分かれているので、同じ問題を、ピクロスとメガピクロス、両方解くということも可能です。
プレゼント
『ピクロスe4』以降は『ピクロスe』『ピクロスe2』『ピクロスe3』のセーブデータがあれば、各シリーズ5問ずつ、解禁されるピクロスがあります。
しかし解禁されるピクロスは、全てメガピクロスです。

ピクロスe6より
問題数の内訳一覧(プレゼントは含まない)
『ピクロスe8』の「問題数の内訳一覧」はこちら
→ ピクロスe8 レビューbyとも
ピクロスの問題数
[5×5] | [10×10] | [15×15] | [20×15] | 問題数の合計 | |
ピクロスe | 10問 | 40問 | 40問 | ― | 90問 |
ピクロスe2 | 5問 | 40問 | 75問 | ― | 120問 |
ピクロスe3 | 5問 | 40問 | 75問 | ― | 120問 |
ピクロスe4 | 5問 | 35問 | 50問 | 15問 | 105問 |
ピクロスe5 | 3問 | 42問 | 60問 | 15問 | 120問 |
ピクロスe6 | 3問 | 57問 | 75問 | 15問 | 150問 |
ピクロスe7 | 3問 | 57問 | 75問 | 15問 | 150問 |
ミクロスの問題数
[80×80] | |
ピクロスe | ― |
ピクロスe2 | 5問 |
ピクロスe4 | 2問 |
ピクロスe5 | 3問 |
ピクロスe6 | 3問 |
ピクロスe7 | 3問 |
メガピクロスの問題数
[5×5] | [10×10] | [15×15] | [20×15] | 問題数の合計 | |
ピクロスe | ― | ― | ― | ― | ― |
ピクロスe2 | ― | ― | ― | ― | ― |
ピクロスe3 | 5問 | 15問 | 10問 | ― | 30問 |
ピクロスe4 | 5問 | 20問 | 20問 | ― | 45問 |
ピクロスe5 | 3問 | 12問 | 15問 | ― | 30問 |
ピクロスe6 (通常のピクロスと絵は同じ) |
3問 | 57問 | 75問 | ― | 135問 |
ピクロスe7 (通常のピクロスと絵は同じ) |
3問 | 57問 | 75問 | 15問 | 150問 |
良い点
難易度
簡単なもの、難しめのものなど、難易度がバラバラで、初心者でも熟練者でも楽しめると思います。
大きくなった
『ピクロスe』から『ピクロスe3』までは5×5、10×10、15×15が主でした。
しかし『ピクロスe4』からは20×15のビックサイズが登場。
これは、かなりやりごたえがあり、大好きです。
ただ、サイズが大きいため、マスが小さく、見えにくいのが難点。

ピクロスe4より
ノーマルピクロスとフリーピクロスの廃止
ノーマルピクロスとは、間違って×のマスに塗ってしまうと、ペナルティとして、タイムが加算され、強制的に正解の×が付きます。
そしてフリーピクロスとは、間違えても、ペナルティはないけれども、どこが間違っているのか、わからない。
このノーマルピクロスがやっかいで、意図せず間違ったとしても、ペナルティが付いてしまう。
つまり「書き間違った」が通用しないのです。
この仕様は『ピクロスe』と『ピクロスe2』。
『ピクロスe3』は、ノーマルピクロスとフリーピクロスと分かれているものの、設定でノーマルルールのオンオフができるようになりました。
そして、『ピクロスe4』からは、ノーマルピクロスとフリーピクロスが廃止。
設定でルールに「ノーマル/フリー」が選べるようになりました。
仮塗り
『ピクロスe7』に、マーク入力機能が追加された。
つまり、仮塗りのことで、未確定のマスに目印をつけられるようになったということ。
こういう機能が欲しかったんです!!
これはかなり役に立ちます。
ちなみに記入してもペナルティにはなりません。
なお、 タッチペン 操作ならば、右の□(ペンマークと×マークの間)もしくは十字キーの右。
ボタン操作ならば、Xです。
ヒントルーレット
『ピクロスe』と『ピクロスe2』は、問題に入るたびにヒントルーレットをするかどうかを聞いてきて、テンポがとても悪かったです。
しかし、『ピクロスe3』から設定でヒントルーレットのオンオフが設定できるようになりました。
不満点
メガピクロス
『ピクロスe3』から登場したメガピクロス。
はっきり言って好きではありません。
解いてみたことはあるのですが、楽しくなく、メガピクロスより、ピクロスの方が好きなので、いつも放置。
『ピクロスe4』以降、『ピクロスe』『ピクロスe2』『ピクロスe3』のセーブデータがあれば、各シリーズ5問ずつ、解禁されるピクロスがあるのですが、メガピクロスのプレゼントのみ。
悲しかったですね。
しかし、「メガピクロスの問題をもっと遊びたい」という声や「メガピクロスだけのピクロスeを出して欲しい」という声もあったそうなので、この問題が好きな人もいるということを伝えておきます。
なお、概要でも書いたとおり、『ピクロスe6』以降ではピクロスかメガピクロス、どちらで解くかを選べるようになったので、とてもよかったです。
ミクロス
ミクロスは、完成すれば、大きな絵が出現するので、達成感はあるのですが、それまでの簡単な10×10の問題を解かなくてはなりません。
しかも問題数があるため、合計で60分ほどかかる場合も。
なかなか、辛いものがあります。
プレイ状況
ソフトウェア | ダウンロード |
プレイ時間 | 不明 |
クリア状況 | すべてのシリーズクリア済み(メガピクロス以外) |
シリーズのプレイ状況(とも) | ピクロスDS(DS) クラブニンテンドーピクロス(3DS) クラブニンテンドーピクロス+(3DS) マイニンテンドーピクロス ゼルダの伝説トワイライトプリンセス(3DS) ピクロスS(Nintendo Switch) |
総評
どれを購入するかは、問題数やシステムで判断されるといいと思います。
個人的には白黒の問題ばかりではなく、カラーの問題もやってみたいですね。
『e8』あたりでやらないかなぁ・・・。
関連記事はこちら
→ Nintendo Switch『ピクロスS』 ゲーム内容解説byとも
→ Nintendo Switch『ピクロスS』 レビューbyとも
→ ピクロスe8 レビューbyとも
総合評価 ★★★★☆
シナリオ -----
操作性 ★★★★☆
システム ★★★★☆
キャラクター -----
ビジュアル ★★★☆☆
音 楽 -----(BGMをオフにしている為評価しない)
(eからe7までの平均)
夫からもちょっと言わせてくれ
『ピクロス』という名称は、任天堂のゲームにのみ適用されるものらしく、一般的には「イラストロジック」、「お絵かきロジック」または「ののぐらむ」とも呼ぶ。
俺はそもそも、毎日新聞の日曜版に掲載されていた「ののぐらむ」を子どもの頃、毎週解いていて慣れ親しんでいた。
DSならば タッチペン で、鉛筆で解くのと同じ感覚でプレイできて良い。
『ピクロスeシリーズ』は回を重ねるごとにシステムを改良しており、細かく設定ができるようになり、大変好印象。
さすがに30×30クラスの大きな問題はないが、問題数も十分だし、解きごたえはある。