主人公は5人。
それぞれの正しい選択で、世界を救えるか。
フルボイス・フルモーションで、ストーリーが進む。
PS VITA 版でプレイしたが、ニンテンドー3DS版、PSP版も発売している。
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目次
概要
発売日 | 2012年7月12日 |
発売元 | レベルファイブ |
開発元 | レベルファイブ |
ハード | PS VITA |
ジャンル | タイムトラベルアドベンチャー |
CERO | C(15才以上対象) |
公式サイト | TIME TRAVELERS |
画像の出典 | 画像は全て、ハード本体のスクリーンショット機能で撮影したもの |
ゲーム内容
5人のタイムトラベラー
主人公は5人。
その5人が正しい選択をしないと、タイムストップとなり、先へ進めなくなる。

選択肢が出る。この中から選ぶ、もしくはタイムアップすると、ルートが決まる。

良い選択肢をすると、「Good Choice!!」が出る。

タイムストップしてしまった所。これを動かすには、いずれかの主人公の行動を変える必要がある。
PCE(プレイングシネマイベント)
今作ではPCEという名称だが、 QTE のこと。
表示されているボタンを正しく押さないと失敗になる。
TTフォン(タイムトラベラーズフォン)
ストーリークリア後要素。
過去の「みこと」と、電話やメールができる。
PS VITA の時間設定が連動している為、TTフォンをクリアするには時間がかかる。
ちなみに、私は未クリアだが、夫みなとはクリア済み。
良い点
ストーリー
シナリオがとても良いです。
プレイ初期は、ちんぷんかんぷんに陥りますが、だんだんと予想がついてきて(理解できるようになり)、感動に繋がります。
各キャラクターとモーション
個性あふれるキャラクター。
サブキャラに至るまで、練り込まれて作られています。
初めてプレイした際は、主人公の1人である、ルサンチ☆マンが好きではなく、ダラダラとプレイしていました。
しかし、ルサンチ☆マンの本領が発揮された時、感動して泣きました。
またモーションもよくできている。
まぁ、セリフと口が合っていないのが気にはなるが。
音楽
全体を通して、とてもいいです。
音楽を担当したのは、坂本英城氏。
『100万トンのバラバラ』や『討鬼伝』シリーズなどなど、有名ゲームソフトも担当されているそうです。
あー、わかります。好きです!
エンディングテーマである「The Final Time Traveler」/サラ・オレイン。
とっても素敵なソプラノで、シナリオと相まって、泣いてしまいます。
この記事を書くにあたって発見したのですが、『ゼノブレイド』のエンディングテーマである「Beyond the Sky」もサラ・オレイン氏が歌っていました。
全然、気が付きませんでした。
小ネタとネタ
スパイク・チュンソフトとのコラボキャラが登場します。
どれも、私は未プレイなので、「お!」くらいしか思えませんでしたが・・・。
それよりも、私は映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の小ネタが大好きでした。
まだ小ネタはあるのですが、ネタバレになるので、それ以上は言いません。
ちなみにネタでは、これ↓が一番好き。
機能
オートプレイ機能、既読スキップ機能があるので、サクサクである。
また、主人公が変わってもオートプレイ機能は持続したままだったので、プレイしやすかった。
あと、「選択」では、未選択のもの、選択したもの、選択中のものがわかりやすく、プレイしやすかった。

灰色が選択済み、赤色が選択中、白色は未選択。
不満点
ストーリーと描写
良い点にも挙げたシナリオ。
しかし、所どころ、都合が良いのが残念。
「さすがにそれはない!」とか「どこからそれを?」とか、ツッコミどころがあるのです。
また、シナリオとモーションの繋がりが変だったりします。
初めてプレイした時は、ストーリーに夢中でまったく気付かなかったのですが、記事の為に再度プレイした際に気付きました。
テキストログ
会話等が、テキストログとなって見られるのは、とても良いのですが、その主人公毎でしか見られません。
主人公を選択して、各テキストログが見られるとよかったです。
また下の画像のように見られない時が。なぜ??
気になった点
ゲーム性
謎解き要素もほぼなく、自分が選択したストーリーをただ見守るだけ。
1本の映画を観ているような感覚になる。
PCE(QTE)はあるが、そこまで多くなく、ゲーム性は低い。
私は、シナリオに引き込まれたので、不満点にはならないが、人によっては不満点になり得る。
プレイ状況
ソフトウェア | ダウンロード版 |
プレイ時間 | 不明 |
所持しているサウンドトラック | TIME TRAVELERS オリジナルサウンドトラック |
シリーズのプレイ状況(とも) | なし |
トロフィー 状況 | 62% |
トロコン 難易度 | 難しくはないが、TTフォン関連が面倒。 |
総評
正しい選択をし続けると、10~12時間ほどでエンディングを迎えることができます。
しかし、今作の醍醐味は、間違った選択をした時です。
ぜひ、感動のエンディングを迎える前に、全ての違う選択をして、どんなことが起こるかを観てほしいと思います。
総合評価 ★★★★★
シナリオ ★★★★☆
操作性 ★★★★☆
システム ★★★★☆
キャラクター ★★★★★
ビジュアル ★★★★★
音 楽 ★★★★★
夫からもちょっと言わせてくれ
今作のクリエイターは『428 〜封鎖された渋谷で〜』と同じ人だそうです。
『428』は未プレイですが、「『ラジアントヒストリア』好きなら楽しめる」と聞きましたので、気になるところです。
俺は、クリア後要素である「TTフォン」もクリアしています。
本編とは打って変わって「恋愛ゲーム」なのですが、こちらも意外な仕掛けがあり、楽しめました。
ただ、「TTフォン」関連の トロフィー はとっても面倒くさいのです。
そのトロフィーですが、トロフィーリストで見ると、このように絵が繋がっているのです。
これは、揃えたくなる!・・・が、諦めました。
池田奈緒さんによる、キャラクターデザインも素敵ですね。