レベルファイブのアドベンチャーゲーム『TIME TRAVELERS(タイムトラベラーズ)』をレビューします。
それぞれの正しい選択で、世界を救えるかー。
フルボイス・フルモーションで、ストーリーが進みます。

それではレビューをどうぞ。
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目次
概要
ゲーム内容
5人のタイムトラベラー
主人公は5人。
その5人が正しい選択をしないと、タイムストップとなり、先へ進めなくなります。

この中から選択したルートが未来を繋げていきます。

これを動かすには、いずれかの主人公の行動を変える必要があります。
PCE(プレイングシネマイベント)
今作では「PCE」という名称ですが、 QTE のこと。
表示されているボタンを正しく押さないと失敗になります。
TTフォン(タイムトラベラーズフォン)
ストーリークリア後要素。
過去の「みこと」と、電話やメールができます。
PS VITA の時間設定が連動しているため、TTフォンをクリアするには時間がかかります。

すごい。
良い点
ストーリー
シナリオがとても良いです。
プレイ初期は、ちんぷんかんぷんになりがちだと思います。
しかし、だんだんと予想がついてきて、理解できるようになり、伏線が回収され、感動へと繋がります。
各キャラクターとモーション
個性あふれるキャラクター。
サブキャラに至るまで、練り込まれて作られています。
初めてプレイした際は、主人公の1人である「ルサンチ☆マン」が好きではなく、ダラダラとプレイしていました。
しかし「ルサンチ☆マン」の本領が発揮された時、感動して泣きました。
またモーションもよくできています。

音楽
全体を通して、音楽がとてもいいです。
音楽を担当したのは、坂本英城さん。
『100万トンのバラバラ』や『討鬼伝』シリーズなどなど、有名ゲームソフトも担当されているそうです。

エンディングテーマである「The Final Time Traveler」はサラ・オレインさんが歌っています。
とっても素敵なソプラノで、シナリオと相まって、泣いてしまいました。

両方とも大好きな曲です!
小ネタとネタ
スパイク・チュンソフトとのコラボキャラが登場します。
どれも、私は未プレイなので、「お!」くらいしか思えませんでしたが・・・。
それよりも、私は映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の小ネタが大好きでした。
まだ小ネタはあるのですが、ネタバレになるので、それ以上は言いません。

機能
オートプレイ機能、既読スキップ機能があるので、サクサクでした。
また、主人公が変わってもオートプレイ機能は持続したままだったので、プレイしやすかったです。
あと「選択」では、未選択のもの、選択したもの、選択中のものがわかりやすく、プレイしやすかったです。

灰色が選択済み、赤色が選択中、白色は未選択。
不満点
ストーリーと描写
良い点にも挙げたシナリオ。
しかし、所どころ、都合が良いのが残念。
「さすがにそれはない!」とか「どこからそれを?」とか、ツッコミどころがあるのです。
また、シナリオとモーションの繋がりが変だったりします。

テキストログ
会話等が、テキストログとなって見られるのはとても良いのですが、その主人公ごとでしか見られません。

また下の画像のように見られない時がありました。なぜ??
気になった点
ゲーム性
謎解き要素もほぼなく、自分が選択したストーリーをただ見守るだけ。
1本の映画を観ているような感覚になります。
PCE(QTE)はありますがそこまで多くなく、ゲーム性は低いと感じました。

プレイ状況
ソフトウェア | ダウンロード版 |
プレイ時間 | 不明 |
所持しているサウンドトラック | TIME TRAVELERS オリジナルサウンドトラック |
シリーズのプレイ状況(とも) | なし |
トロフィー 状況 | 62% |
トロコン 難易度 | 難しくはないが、TTフォン関連が面倒。 |
総評
正しい選択をし続けると、10~12時間ほどでエンディングを迎えることができます。
しかし、今作の醍醐味は間違った選択をした時です。

レビュー
総合評価 | |
シナリオ | |
操作性 | |
システム | |
キャラクター | |
ビジュアル | |
音楽 |
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夫からもちょっと言わせてくれ
今作のクリエイターは『428 〜封鎖された渋谷で〜』と同じ人だそうです。
『428』は未プレイですが、「『ラジアントヒストリア』好きなら楽しめる」と聞きましたので、気になるところです。
俺は、クリア後要素である「TTフォン」もクリアしています。
本編とは打って変わって「恋愛ゲーム」なのですが、こちらも意外な仕掛けがあり、楽しめました。
ただ、「TTフォン」関連の トロフィー はとっても面倒くさいのです。
そのトロフィーですが、トロフィーリストで見ると、このように絵が繋がっているのです。
これは、揃えたくなる!・・・が、諦めました。
