『ペルソナ3』、『ペルソナ4』、『ペルソナ5』の登場人物が集結。
お祭り騒ぎで終わらず、本格的なストーリーを味わえます。
ネタバレなしのレビューをどうぞ。
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目次
概要
ゲーム内容
ゲーム内容についてはこちらの記事でまとめています。
疑問点もQ&A形式でお伝えしています。
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ペルソナQ2 ニューシネマ ラビリンス ゲーム内容・解説
『ペルソナQ2』についてのゲーム内容をまとめてみました。よく疑問になりそうな「Q&A」も独自に作りました。便利なペルソナのQRコードも公開中。
良い点
映画にからめたストーリー
大筋のストーリーは「映画」というものをうまく絡めていて、感心するほどでした。
そして、誰しも抱えてしまいそうな「悩み」をテーマにして、戦っていきます。
私もその「悩み」を抱えた経験がありますし、今でも心によぎります。
けれど、プレイして、ペルソナシリーズメンバーに勇気をもらいました。
「ゲーム内のきれいごと」で片付けられてしまうかもしれませんが、それでも、心に突き刺さりました。
豪華なクロスオーバー
出会うはずのない、ペルソナシリーズのメンバーが一堂に介し、各々の特徴を魅せながら、会話しているのは鳥肌もの。
とってもうれしくなりました。
特別上映(チケット発行)で見ることができる、メンバーの秘めた想いなどにも、考えさせられました。
そして、ラストは美しいエンディングを観ることができました。
マリーのポエムイベント
『ペルソナ4ゴールデン』に登場するマリー。
このマリーの「ポエムイベント」が今作でも健在です。
しかも、とあるアイテムを入手することにより、いつでも聞き放題になります。
元気がないときに読みたいと思います。
地図機能が進化
前作では、どの記号がどの意味を表すのかがわからず、自己流で作成していました。
しかし、今作ではどの記号がどの意味なのかが、長押しで表示してくれます。
また、ダンジョン毎に地図記号が増えたり、フリーのパレットがあったりで、大変便利でした。
音楽が最高で豪華!
歴代の歌手のみなさんが参加しています。
- 『ペルソナ3』から川村ゆみさん、Lotus Juiceさん
- 『ペルソナ3ポータブル』から藤田真由美さん
- 『ペルソナ4』から平田志穂子さん
- 『ペルソナ5』からLynさん
音楽もかっこいいものが多く、
と感じます。
また先着購入特典での「バトルBGMセット」もうれしかったです。
のちに配布された「更新データVer.1.2」で「全リスト曲ランダム再生」が追加されたこともよかったです。
その他の良い点
- 『ペルソナ3ポータブル』の女主人公が登場してくれて、うれしい。
- ロビーにいる時の会話が楽しく、魅入ってしまいました。
進行状況により、変化があります。 - 前作よりもダンジョン攻略難易度は普通でした。
攻略本に頼らずとも、100%達成できました。 - 「成長の香」のシステムがよかったです。
一番レベルが高いキャラを基準にそのキャラと同レベルまでアップするため、一気に99なんてことも。
あまり使わないキャラを「成長の香」を使って、99までレベル上げしてました。 - イケニエ合体時、「ブランクカード」を使って、サブペルソナにスキルを継承ができます。
今作では、「ワイルドカード」を使ってメインペルソナにもスキル継承ができます。
とってもよい試みだと感じました。 - 前作では全ての会話を見るために2周する必要がありましたが、今作では1周で十分。
よかったです。
(とあるポイントで3箇所に分かれる場面がありますが、事前のセーブをロードすることで、会話の回収は可能です) - 壁を塗るのがめんどうなので「オートマップ」をONにしてプレイしていましたが、地図が完成した時の達成感がよいです。
踏破率100%にした時に開く宝箱も、ワクワクしました。 - 「協力技」が時に感動し、時におもしろく、よかったです。
不満点
ボス強すぎ!
難易度は「NORMAL」でプレイしていました。
しかし第3シアターのボスで手詰まりました。
ぜんぜん、倒せません。
レベルを上げたり、サブペルソナのメンバー調節の必要性を感じました。
しかし
ということで、ついに DLC である超時短手袋(経験値上昇アクセサリ/100円)と超倍額の手袋(入手金上昇アクセサリ/100円)を購入。
それを使い、レベルも上げ、サブペルソナもよりよいものにしたのですが、なぜか勝てず。
難易度をEASYに下げ、再挑戦。
やっと倒せました。
イベント戦はイベント戦でもこれはあんまりな戦闘でした。
プレイする際は、怒って消さないよう。
再挑戦せずとも勝てているかもしれませんよ。
特別上映は単調
「特別上映」とはクエストのこと。
「さまざまな事情」でクエストをクリアしていきます。
その「さまざまな事情」で見える、キャラクターの掛け合いがおもしろかったり、考えさせられたりするのですが、やることは単調。
探索だったり、討伐だったり・・・。
もう少し、いろんなクエストをプレイしたかったです。
サブペルソナ装備画面が見にくい
サブペルソナを装備画面では、まずサブペルソナを選択し、誰につけるかを選びます。
しかし、サブペルソナ一覧の左側に装備しているキャラクターが表示されているため、そのキャラクターが装備しているサブペルソナを変更するつもりで、選択してしまいます。
キャラクターの顔が左側ではなく、右側だったなら、まだ間違えにくかったと思います。
その他の不満点
- 特殊合体の「NEW」の文字が見にくい。
- ベルベットルームでは、同じセリフを連呼します。
うるさく感じました。 - パーティを組むたびに装備品の入れ替え、サブペルソナの付けかえを繰り返していました。
さらには、武器や防具などを買ったりと、準備にかける時間もやることも多め。
一般的なRPGのプレイアブルキャラ人数をはるかに超える人数なので、しかたがないのですが、ちょっと煩わしく感じました。 - 「協力技」がスキップ不可。
「協力技」の種類が少ない時は、何度も同じものを見ることに。
気になった点
持ちもの数制限
前作で気になった、持ちもの数制限。
前作と同じく、満杯になったら戻って、またダンジョンへ、を繰り返したのですが、前作よりもストレスは感じませんでした。
なんでだろう。
「今はまだ帰りたくない!」という時は、それ以上持ちものを増やさないように逃げることもありました。
ペルソナシリーズをプレイしていた方がいいのか?
今作は『ペルソナQ』の続編ではありません。
『ペルソナQ2』から始めても大丈夫です。
しかし、ペルソナシリーズをプレイしているからこそわかる「あれこれ」が散りばめられています。
それがわからないまま、気づかないままなのは、とてももったいないと思います。
しかしそれでも、今作で『ペルソナ』を始めたいという方のために、せめて、これだけは頭に入れていてほしいと思います。
『ペルソナ3』では主人公は男性のみだったが、『ペルソナ3ポータブル』では『ペルソナ3主人公』か、新規に『女主人公』を選べるようになった。
だけでも。
モルガナのネコモードが怖い
眼が大きすぎて怖かったです。
ほとんど怪盗モードだったので、助かりましたが。
プレイ状況
ソフトウェア | パッケージ版 |
プレイ時間 | 90時間 |
購入した追加コンテンツ | 超時短手袋(経験値上昇アクセサリ/100円) 超倍額の手袋(入手金上昇アクセサリ/100円) |
購入した関連本 | ペルソナQ2 ニュー シネマ ラビリンス 公式コンプリートガイド |
所持しているサウンドトラック | ペルソナQ2 ニュー シネマ ラビリンス オリジナル・サウンドトラックより7曲 |
シリーズのプレイ状況(とも) ※記事作成時点 ※ペルソナシリーズに限る |
ペルソナ2 罪(PSP) ペルソナ3 ポータブル(PSP) ペルソナ4(PS2) ペルソナ4 ザ・ゴールデン(PS VITA) ペルソナQ シャドウ オブ ザ ラビリンス(3DS) ペルソナ4ダンシング・オールナイト(PS VITA) ペルソナ5(PS4) ペルソナ5 ダンシング・スターナイト(PS VITA・PS4) ペルソナ3 ダンシング・ムーンナイト(PS4) |
総評
次から次へと仲間が増えて行き、出会うはずのないキャラクター同士が会話しているのは、本当にうれしく思います。
通常のペルソナシリーズとは、システムが違いがありますが、それでもペルソナファンならば、プレイして損はないと思いますよ。
レビュー
総合評価 | |
シナリオ | |
操作性 | |
システム | |
キャラクター | |
ビジュアル | |
音楽 |
夫からもちょっと言わせてくれ
『P3』『P4』『P5』の、全パーティーキャラクターが登場しているため、キャラクター数はとても膨大。
サブペルソナの自由度もさることながら、メインペルソナのスキルもカスタマイズできるので、本当に好きなように編成できるのが魅力でした。
ボス戦は難しめ。
ただ『世界樹』に慣れている人ならば、それほど苦戦はしないかと。
ストーリー自体は気に入っていますし、非常に心に刺さるテーマでした。
ですが、各ステージで言っていることはほぼ同じでしたので、そこに変化をつけることはできなかったのか。
という不満はありました。